講義で教えられた勘定科目以外に営業キャッシュフローに影響をあたえる勘定科 目はないか?(間接法) ~財務・会計~


 こんにちは!
 EVE2です。
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 昨日、X(旧ツイッター)でもつぶやきましたが、Studyingの講習を見て勘違いしていた点がありました。今まで、個別の勘定科目に注目し、キャッシュフロー計算書の作成を考えてきましたが、間違いだったようです。
 ようは、❹~❼の特別損失特別利益営業外損失営業外利益などに含まれるすべての勘定科目は、キャッシュフロー計算書に影響を与えます。そのすべてを考慮に入れ、キャッシュフロー計算書を作成しなければいけないのです。

❶税引前当期純利益
❷減価償却費
❸貸倒引当金
❹営業外利益(受取利息及び受取配当金)
❺営業外損失(支払利息)
❻特別利益(有形固定資産売却益)
❼特別損失(例無し)
❽売上債権の増加額
❾棚卸資産の減少額
❿仕入債務の減少額
⓫前払費用の増加額
⓬未収収益の増加額
⓭前受収益の増加額
⓮前受金の増加額
⓯未払費用の増加額
⓰前払金の増加額
~Studyingの講義より~


[販売費及び一般管理費では?]
 ❹~❼のすべての項目は、営業キャッシュフローに影響を与え、それを考慮に入れ作成しなければいけないのは理解できました。では、その他はどうでしょうか?
 ❷❸は、販売費及び一般管理費です。販売費及び一般管理費とは、給料広告宣伝費旅費交通費など多くの勘定科目により構成されています。その中で、減価償却費貸倒引当金のように営業キャッシュフローを作成する際に注意しなければならない勘定科目はないのでしょうか?
 ChatGPT、Bing及びBardに聞いたところないそうです。そして、私自身もないのではないかという印象を強く持っています。

[❽売上債権]
 ❽売上債権は、①~⑦の右記フローのどこにも含まれません。強いて上げるなら、売上から売上原価を減算して得ることができる、粗利ということになるかもしれません。そのため、同様の項目はなく、売上債権は素直にそのまま計算すればいいようです。

①税引前当期純利益
 ↓
②特別損失
 ↓
③特別利益
 ↓
(経常利益)
 ↓
④営業外損失
 ↓
⑤営業外利益
 ↓
(営業利益)
 ↓
⑥販売費及び一般管理費
 ↓
(粗利(売上総利益))
 ↓
⑦売上原価


[売上原価]
 ❾棚卸資産、❿仕入債務は、ここでは、売上原価に含まれるとしましょう。同様な項目が売上原価にあるかどうか、ChatGPTBingBardで聞いたところ、ないという印象を持ちました。
 なお、売上原価は。費用項目ですが、❾棚卸資産は資産項目ですし、❿仕入債務は負債項目です。そして、両項目とも貸借対照表に出現する勘定科目で、損益計算書から求める税引前当期純利益とは、相容れないものを感じます。
 まっ、ここは、素直に暗記したほうがいいようです。

[経過勘定]
 ⓫~⓰までは経過勘定で、同勘定のほぼすべてを列記しています。だから、ここはそのまま素直にすべて教えられた通りの内容を覚えればいいようです。
 但し、繰延税金資産繰延税金負債も経過勘定です。そして、間接法により求める営業キャッシュフローに影響を与えそうです。それについては、引き続き調べていきたいと思います。

[あとがき]
 勉強しているといろいろと疑問がでてきて、それをひとつひとつ調べるのですが、それがまた理解するのが難しい・・・。
 以前なら、本とにらめっこするしかなかったのですが、現在は、AIがあります・・・。非常に助かっています。ただ、正解しているかどうか分かりませんけれど(笑)。ChatGPT、Bing、Bardそれぞれに同じ質問をするのですが、回答の内容が違います。微妙な違いならいいのですが、大きく違う場合があります。このブログで書いている内容は、私が理解でき、なんとなくよさげなものを利用させていただいています。あっているかどうかは、分かりません・・・。いい加減で大変申し訳ございませんが、理解することが目的のブログなのでご容赦ください。
 では、また!

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