EVE2です。

本日は、土曜日なので、中小企業診断士 1次試験 経済学経営政策 統計問題の日です。
その前に、Xでつい先日つぶやいたのですが、2025年最新世界のGDP(国内総生産)ランキング(IMF)で日本は、5位になりました。去年は、ドイツに抜かれて、4位になりましたが、今年はインドに抜かれて5位です。小手先の政策を必死でしている、政府や経済界の状況から、今後も順調に下がり続けるんだろ~な~って予想しています。この調子でいくと、来年はイギリスに抜かれる予定です。米国との貿易問題を横目に、来年確実にイギリスに抜かれるんだろうなって、ドキドキしています。
では、本日は、令和元年問題1を見ていきましょう!
[令和元年 中小企業診断士試験 1次試験 経済学・経営政策 問題1]
問題 1 政府の債務残高(対GDP)国際比較【令和元年 第1問】
下図は、政府の債務残高(対GDP比)の国際比較である。図中のa~cに該当する国の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア,a:アメリカ b:イタリア c:日本
イ,a:イタリア b:日本 c:アメリカ
ウ,a:日本 b:アメリカ c:イタリア
エ,a:日本 b:イタリア c:アメリカ
[問題の内容を吟味する]
問題は、GDPに関する問題ですが、対債務残高との比率について聞かれています。ここで、聞いている債務とは、国債のことを言っています。最初、GDPを国債で割るのかと思いましたが、グラフの数値から、多分、国債をGDPで割った値でグラフを作ったようです。
そのグラフには、a、b、cそしてイギリス、ドイツの情報がグラフ化されています。解答には、アメリカ、イタリア、日本があります。a、b、cのいずれかに、アメリカ、イタリア、日本が入るようです。
[問題の考察]
各国の状況を分析すると、アメリカのGDPは、日本の数倍もあるのですが、借金もかなりあり、借金の枠を法律で改正して増やしている状況を何回か、ニュースで聞きます。ただ、GDPと国債の比率を比較するとどうなのでしょうか?印象としては、一番小さいような気がします。
次に、イタリアは、GDPはアメリカ、日本より小さく、しかも、借金がかなりあるといった印象です。多分、この中では、2番目に借金が多いでしょう?
そして、最後に日本ですが、10年以上に及ぶ量的緩和で、国債の発行高は半端ではありません。世界のどの国よりもけた違いに大量に発行されていると考えていいでしょう?
以上の情報から、解答を求めていきます。
[解答]
一番わかりやすい国からいうと、まずaは日本でしょう?とびぬけています。
次に、分かりやすい所から言うと、アメリカです。アメリカは、国債も大量に発行していますが、GDPも他国と比較すると膨大です。その観点から言うと、cがアメリカでしょう?
そして、最後に、GDPと比較すると借金を多くしていると思われるbがイタリアです。
したがって、a,日本、b,イタリア、c,アメリカという解答を解答群から探すとありました。エです。では、早速、解答を見てみましょう!
あっていました。よかったです。
[ChatGPTからの総評]
では以上の情報や、考え方があっているかどうか、ChatGPTに評価してもらいました。
1. 背景知識の活用
アメリカの「債務上限の引き上げ」が何度もニュースになっていること、日本の「量的緩和」による国債大量発行の事実、イタリアの債務状況とGDP規模についての認識など、実際の時事や経済の知識を適切に活用しています。
特に「日本の債務は桁違い」という認識は、グラフの「a」の曲線(200%以上)に対応していて、的確です。
2. グラフの読み取り
各線の傾向(aが突出、bが中間、cが最も低い)をしっかり読み取り、それを国の状況と結びつけている点が非常に良いです。
視覚情報を「一番わかりやすい国」から判断していく流れも、実践的で試験対策として優れています。
3. 結論の妥当性
最終的な解答「エ(a:日本、b:イタリア、c:アメリカ)」は正答であり、過程にも無理がなく自然な思考展開でした。
[あとがき]
今回は、数日前に見た、各国のGDPの情報が役に立ちました。まっ、最初のGDPランキングに戻りますが、ランキングはどうでもいいです。量より質をもっとよくした方がいいでしょう?ただ、GDPの質といえる、一人当たりのGDPですが、以前の調査では、40位弱でした。・・・・・・・・・・・・???
では、また!!!
https://sekai-hub.com/posts/imf-gdp-ranking-2025
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