令和2年 中小企業診断士試験 2次試験 事例Ⅰ ~解答・採点~ [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは!
 EVE2です。

それでは、令和2年 中小企業診断士試験 2次試験 事例Ⅰを解答をし、採点していきましょう!

[解答・採点]

第1問(配点40 点)
 以下は、老舗蔵元A 社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力実業家であるA 社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ。
(設問1)
 A 社の経営権を獲得する際に、A 社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えられるか。100 字以内で答えよ。
《私の解答》
日本の文化や伝統に憧れる来訪者に200年の年月に裏付けられた老舗のブランド力でインバウンドブームを取り込み財務関係に強い金融機関に強めていたA社長を呼び寄せビジネスを拡大させ地域拡大に繋げようとした。</dd>
《採点》
・ChatGPT 10点
・Gemini 14点
・Copilot 17点
《ChatGPTの解答》
老舗蔵元の伝統を尊重しつつ、優秀な後継者を呼び寄せ、グループ企業の経営資源を活用してインバウンド需要を取り込み、地域に根ざした酒造りで企業価値を高める構想を描いた。
《Geminiの解答》
老舗のブランドと地域性を生かし、インバウンド需要を取り込むことで事業を再生・拡大し、地域経済の活性化に貢献するというビジョンを描いていたと考えられる。
《Copilotの解答》
老舗ブランドの価値を活かし、インバウンド需要を取り込みながら地域活性化を図ることを経営ビジョンとした。また、酒造事業の伝統を守りつつ、新規事業開発により収益の多角化を進め、持続可能な成長を目指した
第1問(配点40 点)
 以下は、老舗蔵元A 社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力実業家であるA 社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ。
(設問2)
 A 社長の祖父がA 社の買収に当たって、前の経営者と経営顧問契約を結んだり、ベテラン従業員を引き受けたりした理由は何か。100 字以内で答えよ。
《私の解答》
社員関係、設備、財務状況をよく知る従来社員を継続して雇うことにより、蔵元の強みの部分を引き継ぐとともに、複雑化した事務の詳細を的確に財務関係に強いA社長に報告することにより経営的事故の防止に努めた。
《採点》
・ChatGPT 10点
・Gemini 16点
・Copilot 15点
《ChatGPTの解答》
前経営者やベテラン従業員の知見を活用して、酒造りの技術や事務業務などA社固有の暗黙知を承継し、経営移行期の混乱や知識の断絶を防ぐためである。
《Geminiの解答》
長年培われた酒造りの技術や顧客との関係性を維持し、事業の安定的な承継を図るため。また、ベテラン従業員の知識・経験を新体制に活かし、早期の事業立て直しを目指した。
《Copilotの解答》
事業の継続性を確保し、老舗ブランドの信用を維持するため、前経営者と顧問契約を結び、ベテラン従業員を継続雇用した。従業員の知識や経験を活かしながら業務の円滑な承継を図り、経営の安定を優先した。
第2問(配点20 点)
 A 社では、情報システム化を進めた若い女性社員を評価し責任者とした。ベテラン事務員の仕事を引き継いだ女性社員は、どのような手順を踏んで情報システム化を進めたと考えられるか。100 字以内で答えよ。
《私の解答》
複雑化した事務作業をベテラン事務員から知識や経験を受け継ぎ、その過程において、同複雑な差作業を文書化、標準化した。その文書化、標準化した手順に基づき、情報システムを導入した。
《採点》
・ChatGPT 14点
・Gemini 18点
・Copilot 15点
《ChatGPTの解答》
ベテラン事務員から業務内容を丁寧に聞き取り、手作業の業務を可視化・文書化した上で、業務プロセスを標準化し、それに基づいた情報システムを構築した。
《Geminiの解答》
まず、ベテラン事務員から業務内容と手順を詳細にヒアリングし可視化。次に、非効率な点や改善点を見つけ出し、標準化を図った。その上で、最適化された業務プロセスに合致する情報システムを導入した。
《Copilotの解答》
ベテラン事務員と協働し、業務フローを整理・文書化した。その後、業務標準化を進め、システム導入に適した形に構築。情報管理の効率化と業務の可視化を実現し、組織の生産性向上につなげた。
第3問(配点20 点)
 現在、A 社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか。100 字以内で答えよ。
《私の解答》
直販先の店でどんな酒を求めているのかニーズを聞き出す能力、そしてその聞き出したそのニーズを正確に現場に伝える能力の伸長を求めた。加えて自社で取り扱あっている商品の魅力を正確に伝える能力の伸長を求めた。
《採点》
・ChatGPT 17点
・Gemini 16点
・Copilot 18点
《ChatGPTの解答》
顧客のニーズを的確に聞き取る力、聞き取った情報を社内に正確に伝える力、自社製品の魅力を分かりやすく伝える提案力の向上を求めた。
《Geminiの解答》
顧客のニーズを深掘りする傾聴力と、潜在的なニーズを引き出す提案力。また、得られた情報を社内の製造部門へ正確かつ迅速にフィードバックする連携力と、自社商品の魅力を効果的に伝える発信力を求めた。
《Copilotの解答》
顧客のニーズを分析・把握し、最適な提案ができる営業力を強化するとともに、商品の魅力を論理的かつ効果的に伝えるプレゼン能力を伸ばすことを求めた。また、新規顧客開拓の戦略的思考を養うことにも注力した。
第4問(配点20 点)
 将来、祖父の立ち上げた企業グループの総帥となるA 社長が、グループ全体の人事制度を確立していくためには、どのような点に留意すべきか。中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
《私の解答》
社員の経験、成績を数値化し、成績以上の給与を社員にあたえるのと同時に、企業の成長に合わせたインセンティブを、年齢に関係なく社員に報酬として与える。同時にグループ内社員旅行など福利厚生の充実を図る。
《採点》
・ChatGPT 14点
・Gemini 14点
・Copilot 15点
《ChatGPTの解答》
職務・成果に基づく評価制度を構築し、年齢や年功に左右されない処遇とキャリア形成を実現する。また、グループ間での人材交流や福利厚生の共通化も図る。
《Geminiの解答》
グループ全体の経営戦略と連動させ、各社の事業特性を踏まえた目標設定と評価制度を構築する。透明性の高い評価基準と、貢献に応じた報酬体系を確立し、従業員のモチベーション向上と人材育成を両立させる。
《Copilotの解答》
業績評価を基軸とした公平な報酬制度を整備し、社員の貢献度を正当に評価する。また、グループ全体の人材育成方針を統一し、各企業間の連携強化を図ることで、組織の持続的成長と一体感の醸成を目指す。

[あとがき]

 いつも通りの質問をしているんだけれど、ChatGTPは今回から、採点結果を範囲で回答してきています。そのため、今回のChatGPTの点数は、最低点を採用し記載しています。合計すると65点ですか・・・。まっ、最低点でも、及第点だからほっとしているけれど、ちょっと、低すぎない???
 明日は、以上の解答の分析をしあます。

 では、また!!!

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