令和元年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅰ ~解答・採点~ [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは!
 EVE2です。

 本日は、雨ですね・・・。部屋の中は蒸し暑いのに、窓を開けると雨が入ってきそうで、戸が開けられません。今日ぐらいから梅雨に入るかもしれないといっている、気象予報士の方がいましたがどうでしょうか?去年は空梅雨で過ごしやすかったと記憶してますが、今年は、雨が多いという予想です。7月末まで憂鬱な日が続きそうです。
 そんな、6月10日ですが、本日で、グローバルコード管理システムの製造が、α試験レベルで完成しました。本格的なデバックは、所属コード管理システム、所属レベル管理システム完成後に行う予定です。そのレベルになったら、αシステムとしてリリースしようとしています。グローバルコード管理システムが、約1週間で完成したので、所属コード管理システムは、もっと短期間で作りたいと考えています。
 では、本日は、昨日の続きで、続きで、令和元年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅰの解答、採点をしていきます。

[令和元年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅰの解答、採点]

第1 問(配点20 点)
 A社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。
《私の解答》
自社製品が売れておらず、かつ、減価償却も済み補修用性能部品の保有期間を過ぎている機械の部品であっても客から依頼されれば個別に対応していた膨大な数の部品が在庫となって収益を圧迫していたため。
《採点》
・ChatGPT 18点
・Gemini  12点
・Copilot 16点
《ChatGPTの解答》
売れ行き不振の製品に対して、補修用性能部品の保有期間を過ぎた部品にも個別対応し、在庫が過剰となって資金を圧迫し、収益が確保できなかったため。
《Geminiの解答》
売上減少が続く主力製品のメンテナンス事業であったため市場規模が限定され、多額の部品在庫を抱えつつ個別対応する高コスト体質が収益を圧迫し、ビジネスとして採算が合わなかったため。
《Copilotの解答》
A社のメンテナンス事業は、既存製品の市場縮小により顧客基盤が弱体化していた。また、補修用部品の在庫管理が適切でなく、過剰な部品保有が収益を圧迫。さらに、メンテナンス単体では十分な収益モデルを確立できず、持続可能な事業とはならなかった。

第2 問(配点20 点)
 A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。
《私の解答》
高コスト体質のA社の企業風土とは、①業界分析ができておらず見通しが甘い。②高収益を上げていた時の商習慣が抜けなかった。③限度を超えた顧客の本位のビジネス体制。④地元住民を雇っており仲間意識が強かった。
《採点》
・ChatGPT 17点
・Gemini  15点
・Copilot 18点
《ChatGPTの解答》
過去の高収益期の商習慣を引きずり、顧客本位を過度に重視し、非効率な業務を容認する体質に加え、地元雇用を重視する仲間意識が変革を妨げていた。
《Geminiの解答》
過去の成功体験から顧客への過剰な個別対応や手書き帳簿による非効率な業務、全社的な計数管理の欠如が温存され、合理化や収益性向上への意識が希薄であった企業風土。
《Copilotの解答》
A社は、かつての高収益時代の商習慣を維持し、業界変化への対応が遅れていた。また、顧客本位の対応が過剰となりコスト管理が甘く、加えて地元密着の雇用環境が意思決定を硬直化させた。この結果、非効率な営業体制と高コスト構造が定着してしまった。

第3 問(配点20 点)
 A社は、新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100字以内で答えよ。
《私の解答》
乾燥設備がないが乾燥させたいと考えているモノがある顧客が、乾燥設備を保有してるA社に、自分の希望を叶えてもらうというサービスを利用することにより、A社は、顧客のニーズを探り当てた。
《採点》
・ChatGPT 13点
・Gemini  18点
・Copilot 17点
《ChatGPTの解答》
試験乾燥サービスの提供により、HP経由で顧客の具体的な乾燥ニーズを収集できたことで、潜在需要を把握し、新製品開発や市場開拓に結びつけた。
《Geminiの解答》
HPを活用して潜在顧客に直接アプローチし、乾燥させたい「モノ」の試験乾燥を通じて、従来のターゲット層以外からの具体的なニーズや用途に関するアイデアを効率的に収集できたため。
《Copilotの解答》
A社は試験乾燥サービスを通じて、顧客自身のニーズを具体化させる機会を提供した。この双方向の関係構築により、潜在的市場の探索が進み、これまでアプローチできなかった業界へと販路を拡大。従来の一方的な製品販売戦略を転換した点が成功要因となった。

第4 問(配点20 点)
 新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。
《私の解答》
A社営業社員が新事業に積極的になった要因は①古い営業体制の象徴であった2代目社長の勇退、②自社のコアコンピタンスの明確化、③本格的なコストカットを行うことにより事業が伸張するというイメージができたため。
《採点》
・ChatGPT 18点
・Gemini  17点
・Copilot 19点
《ChatGPTの解答》
旧体制を象徴する社長の交代により変革機運が高まり、自社の強みが明確化されたことで新事業への確信が持てたうえ、コスト削減で収益改善が見えたため
《Geminiの解答》
新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。
《Copilotの解答》
新事業のコア技術が明確化されたことで、営業社員は将来性を実感し、販売活動に意欲を持った。また、コストカットにより収益構造が改善し、個人成果が報酬へ反映される仕組みも意識改革を促進。経営陣の強いメッセージが変革を後押しした。

第5 問(配点20 点)
 A社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。
《私の解答》
新ビジネスの創出、コストカットを行うことにより、会社としてうまく回るようになっている現状において、新たな改革をする必要性と、新たな改革をした場合のリスクを天秤にかけ、組織再編を見送った。
《採点》
・ChatGPT 16点
・Gemini  18点
・Copilot 18点
《ChatGPTの解答》
新事業の成果が現れ、コスト削減も進んだことで業績が改善しつつあり、組織再編による混乱やリスクを冒さずとも当面の経営課題に対応可能と判断したため。
《Geminiの解答》
新事業創出とコストカットにより企業再生が進み、組織が安定軌道に乗り始めた現状において、新たな組織再編による混乱や負荷を避け、事業の着実な成長を優先したため。
《Copilotの解答》
A社は、新規事業の成功を受けて組織改革の必要性が低下していた。現体制のままでも市場開拓が可能であり、変化のリスクを避ける方が得策と判断。経営コンサルタントの助言も踏まえ、不確定要素の多い再編より現状維持を選択した。

[あとがき]

 問題的に難しいと感じましたが、AIからは、高評価でした。しかし、中には、点数が低いところがあるので、その低い原因について、明日掘り下げて分析をしていkます。

 では、また!!!

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