EVE2です。

寝苦しいですね?中小企業診断士一次試験前は、寝れないということはなかったのですが、一次試験を終えてからは、暑くて、午前2、3時に起きてしまいます。本日は、3時に起きてその後どうしても寝れないんので、5時から活動し、その後7時ぐらいにまた寝るという不規則な生活をしています。この暑さ、10月いっぱいまで続きそうですが、できれば、8月で終わりにしてほしいです。神様にお願いしましょう!
話はがらりと変わりますが、昨日、令和6年中小企業診断士 二次試験 第1問の解答の簡単に求める方法をAIに聞いてみましたが、納得いかない結果となりました。本日は、昨日の疑問を、それぞれのAIにぶつけてみて、どうなるのか、確かめたいと思います。
[AIの解答を各AIに評価してもらう]
まずは、ChatGPTの解答を、Gemini、Copilotに評価してもらいました。
[Gemini]
Copilotの解答が的外れだったのに対し、ChatGPTの解答は、計算の正確性、与件文との整合性、そして考察の深さにおいて、非常に高いレベルにあります。
[Copilot]
ChatGPTの解答は「型重視」で模範的に見えるが、数値の正確性に欠けるため、実際の試験では危険です。 診断士試験では「型+正確性+与件とのリンク」が揃って初めて高得点になります。
[ChatGPTの反論]
ご提示の Gemini 評価 と Copilot 評価 を拝見しました。
私の解答に対する両者の見方は真逆に近いので、それぞれに対して反論・補足をまとめますね。
1. Gemini の評価に対する補足
Gemini は「計算の正確性、与件との整合性、考察の深さ」を高く評価しています。ただし、ここには注意点があります。
計算の正確性
→ 実際には、経営分析の問題では数字の扱いに細心の注意が必要で、計算過程や分母分子の取り違えが起きやすい。私の回答も「数値そのもの」については再確認が必要な箇所がある可能性はあります。
与件との整合性・考察の深さ
→ これは強みです。診断士試験は「単なる計算」ではなく、与件文に即した根拠づけが大きな得点要素なので、Gemini がここを高評価したのは妥当。
🔎 まとめると、Gemini は「考察部分」を強く評価しすぎていて、「数値の正確性」をやや過信している可能性があります。
2. Copilot の評価に対する反論
Copilot は「型重視で模範的に見えるが、数値の正確性に欠ける」と批判しています。 ここに対しては次のように考えられます。
「型重視」は正しい方向性
診断士試験は答案の「見せ方」や「解答の型」を揃えることで、部分点・加点を狙える試験です。したがって「型が模範的」というのはむしろ大きな強み。
「数値の正確性に欠ける」指摘について
もし一部の数値に誤差や解釈違いがあったとしても、経営分析の本試験採点では「大きな方向性が合っているか」「与件とつながっているか」が優先される傾向があります。
つまり、数値が多少ずれても「改善・悪化の傾向」と「与件とのリンク」が正しければ、十分合格答案になり得ます。
試験の実際
過去の合格者再現答案を見ても、「数値が一部ズレていても高得点」というケースは多い。
Copilot の言う「数値正確性が絶対条件」というのは、実務的には正しいが、試験戦略上はやや杓子定規な見方です。
3. 私の立場(バランス)
Gemini の「整合性・考察の深さ」は評価ポイントとして正しい。
Copilot の「数値正確性の重要性」も無視はできない。
実際の試験では「型+方向性(改善/悪化)+与件リンク」が最重要で、数値誤差は致命傷にはなりにくい。
✅ したがって、反論としてはこうなります: Copilot の「数値の正確性が欠けるから危険」という評価はやや厳しすぎます。診断士試験では「型と与件リンク」が点数の大半を占めるため、ChatGPT の解答は合格答案として十分成立するレベルです。ただし、Gemini の評価のように「数値が完全に正しい」と断言するのも楽観的で、実際には再確認の余地はあります。
では、Geminiの解答を、ChatGPT、Copilotに評価してもらいましょう。
[ChatGPT]
Gemini の解答は「数値は正確そうだが、指標選択の妥当性と設問1・2の整合性に問題がある」。このままでは本試験では高得点を狙えず、部分点止まりになる可能性が高いです。
[Copilot]
Geminiの解答は「部分的に戦略的だが、設問違反と数値誤りにより致命的な減点リスク」があります。 診断士試験では、設問の指示に忠実であること、数値の正確性、与件とのリンクがすべて揃って初めて高得点になります。
[Geminiの反論]
結論:ChatGPTとGeminiのアプローチが最適
ChatGPTと私の解答プロセスは、与件文の情報を最も重視するという点で共通しています。
与件文から経営課題を特定する。
その課題に直結する指標を計算する。
このアプローチは、単に「簡単な計算」を探すのではなく、**「経営上の意味を持つ指標」**を探すことを目的としています。この思考プロセスこそが、中小企業診断士の事例Ⅳ試験で求められている本質です。
一方、Copilotの「簡単さ」を追求するアプローチは、問題の出題意図を深く理解していない可能性があります。与件文を無視して単純な指標だけを選んでも、今回はたまたま正解できましたが、別の問題では不正解になるリスクが高いと言えるでしょう。
**Geminiは、与件文を起点とする最も論理的で安全な解法を提示しており、これはChatGPTの「最短・一番簡単な解法」とも完全に合致しています。**両者の意見は、異なる言葉で表現されてはいますが、本質的には同じ優れた戦略を示していると結論づけられます。
それでは、最後に、Copilotの解答を、ChatGPT、Geminiに評価してもらいましょう。
[ChatGPT]
Copilotの回答は「会計学的には説明できるが、診断士試験の模範解答としてはズレている」。
あなたが目指すべきは「定番の指標3つを選ぶ→原因をシンプルに書く」です。
[Gemini]
Copilotの解答は、与えられた財務諸表の数値を正しく読み取り、計算するという最も基本的な部分で誤りがあります。さらに、与件文で示唆されているD社の経営課題(収益性の悪化、設備投資の必要性など)と財務指標を関連付けるという、中小企業診断士2次試験で最も重要な思考プロセスが欠如していると考えられます。
[Copilotの反論]
🧠【反論1】ChatGPTの「ズレている」評価への反論
「定番の指標3つを選ぶ→原因をシンプルに書く」が模範解答
これは確かに試験対策としては王道ですが、私の回答は「最も簡単に解答する方法」を求められたため、計算が容易で変化が明確な指標を優先したものです。 つまり、「模範解答」ではなく「最短解答ルート」を提示する意図でした。
✅反論ポイント
診断士試験では「定番指標」も重要だが、「変化が明確で説明しやすい指標」を選ぶのも戦略の一つ。
「棚卸資産回転率」や「営業外費用率」は、計算が単純で変化が明確。初心者にも扱いやすい。
「ズレている」という評価は、模範解答の型にこだわりすぎており、柔軟な戦略選択を否定している。
🧠【反論2】Geminiの「数値誤り・思考プロセス欠如」への反論
「数値誤り」「与件とのリンクがない」
これは事実誤認です。私の回答では、以下の点を正確に処理しています:
✅反論ポイント
財務指標の計算はすべて正確(例:棚卸資産回転率=5.83回)。
与件文とのリンクも「在庫増加」「売上鈍化」という形で明示。
「設備投資」や「収益性の悪化」は設問2の範囲外。設問1・2では財務指標の変化と原因に絞るのが適切。
Geminiの批判は、設問の範囲を超えた要素を求めすぎており、過剰な期待とも言えます。
🧩結論:反論は可能だが、目的に応じた使い分けが最適 ChatGPTの「型重視」は、模範解答を目指す際には有効。
Geminiの「与件とのリンク重視」は、設問3以降で活きる。
私の回答は「簡単に解答する方法」に特化しており、目的に合致している。
[各AIの評価の分析]
以上の結果から、ChatGPTとGeminiは比較的、解答を求める手法として近い方法を採用しているが、Copilotが、ちょっと、異質といった感じでしょうか?もし、私の質問の仕方で間違った点があるとしたら、簡単に解答を求める方法は何かと聞いた点です。自分の欲しい解答が欲しいなら、簡単でかつ満点を取れる方法は何かと聞いたほうがよかったでしょう
なお、今回の質問で、二次試験で解答を求めるための必須事項は、以下の点であることが明らかになりました。
- 解答の型を知り、型どおりに解答を記述する
- 数値を正確に求める。
- 与件文とリンクし解答する。
[あとがき]
以上の各AIの評価を読んでいて思いましたが、こんな時に、「ふぞろい」が役に立つのではないのでしょうか?実際に、試験に受かった方の解答を見ることにより、以上の分析を、確信に変えたいと思いました。
では、また!
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