令和4年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1 解答3 [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは
 EVE2です。

 ブログでは、本日から対応すると言っていた、JavaScript最新化対応について、昨日から行っていました。昨日も触れましたが、まだ理解できていないため、試行錯誤しそうだなって思ったからだったのですが、案の定今朝のシステム修正ではまりました。ただ、今朝のはまりかたは、想像していたモノとは違いました。それは、今まで散々苦労していた、キャッシュです。
 ctrl+rで画面をリロードすると、画面の表示は変わるのですが、画面には表示されていない何かが変わっていなかったようです。それは、設定の履歴のクリアした後判明しました。画面の表示が変わっているので、てっきりキャッシュもきれいになっていると思っていたのに・・・。こんな事何回もやっています。今後は、画面の表示にだまされずに、とりあえず、設定からキャッシュをきれいにしていきます。2時間無駄にした!!!
 そんな愚痴はこの辺にして、今日は、「令和4年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1」を解答していきます。

[現状の確認]

 現在は、問題のパターン、型を特定し、生産性の該当数値の抽出をしている途中でした。その途中で、付加価値額の求め方がわからず、AIに聞いてたところ、三者三様の解答をしたのですが、最終的に、Copilotの以下の方式を使用し解答すると言う結論になりました。では、今週は、先週の続き、「Ⅱ該当数値の抽出」から実施していきます。

  1. 問題の制限事項の特定
  2. 記憶があいまいな単語を抜き出す
  3. 単語の意味を正確に理解する
  4. 問題の意味を正確に理解する
  5. 解答の型を知り、型にのっとり以下の作業を進める
  6. Ⅰ論点の特定
    Ⅱ該当数値の抽出
    Ⅲ手法の特徴を理解→メリット、デメリットを理解する
    Ⅴ望ましい処理の案出
    Ⅵ論点を解答として記述する
    Ⅳ与件文と問題から妥当性を評価する(与件文とリンクし解答)
付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費

[数値の抽出]

 では、以下の表を埋めていきましょう。

指標 D社 他社
従業員数 53名 23名
有形固定資産 16,896 8,395
人件費(支払い給与) 22.307 10,799
付加価値額 39,676.00 22,551

 ここで改めて、生産性を求める指数とその式を確認していきます。

  • 労働生産性=付加価値額÷従業員数
  • 労働装備率=有形固定資産÷従業員数×100
  • 労働分配率=人件費÷付加価値額×100

以上から解答を求め、他社と比較すると以下の様になります。

指標 D社 他社
労働生産性 748.60 980.48
労働装備率 75.43% 77.74%
労働分配率 56.22% 47.89%

以上から、D社は生産性においては、労働生産性が他社と比較すると劣ると考えられます。理由としては、現在、検討している事項が多く、利益率が高い分野に、完全に移行できていないためと、考えられます。

[その他の数値]

 では、次に、生産性以外の財務指標で、他社と比較し優れているモノ、劣っているモノを探していきましょう。今回、労働生産性が劣っていると分かったので、ここでは、優れているものを2つ探せばいいことになります。では、財務諸表から、優れている点を探すために、それぞれの指標でどんな項目が使用されているのか、改めて見て行きましょう。

指標 計算式
収益性 売上高総利益率 総利益÷売上高×100
売上高営業利益率 営業利益÷売上高×100
売上高経常利益率 経常利益÷売上高×100
売上高販管費率 販売費÷売上高×100
売上高当期純利益率 当期純利益÷売上高×100
効率性 総資本回転率 売上高÷総資本
売上債権回転率 売上高÷売上債権
棚卸資産回転率 売上高÷棚卸資産
有形固定資産回転率 売上高÷有形固定資産×100
安全性 短期 流動比率 流動資産÷流動負債×100
当座比率 当座資産÷流動負債×100
長期 固定比率 固定資産÷純資産(自己資本)×100
固定長期適合率 固定資産/(純資産(自己資本)+固定負債)
資本構造 負債比率 負債÷自己資本
自己資本比率 自己資本(純資産)÷総資本×100
総合 ROA(総資本事業利益率) 事業利益÷総資本
ROE(自己資本当期純利益率) 当期純利益÷自己資本×100

[あとがき]

 時間をオーバーしてしまったので、ここまでとします。なお、上の表を作っていて気づきましたが、表の内容すべて頭に入れたつもりだったのに、忘れていました(苦笑)。もう一度、頭に入れます。そのため、本日は、企業経営理論のを中心に勉強をする予定でしたが、財務・会計に変更します。

 では、また!!!

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