令和4年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1 解答5 [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは
 EVE2です。

 やっと、掲示板システムをリリースする準備ができました。問題は、難読化プログラムではなく、難読前のJavaScriptにあったようです。AIに解析してもらい、問題点を検出することで完了しました。まっ、その前に、AIにデバックしてもらってあるものだったのだけれど・・・。見方を変えて、古い技術と新しい技術が混在するシステムとしてみた場合に問題があったようです。せっかく作るんだから、最新のシステム仕様で作りたいと考えていたので、これでよかったのだと思います。
 現在、リリースするソース、そして、DB、手順書の作成の準備を進めています。予定では、2025年10月20日の朝方リリース予定です。現在、メールでお問い合わせいただいている内容については、今後、掲示板でお願いします。
 では、本日は、昨日の続きで令和4年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1を解答していきます。

[各指数を求める]

 各指数を求めると以下の様になります。なお、本件問題を解答する以前に、販管費、事業利益は求めたのですが、当座資産も計算しなければなりませんでした。当座資産は、流動資産から、棚卸資産を減算すれば求めることができます。それらの計算に基づき以下のような結果になりました。

指標 計算式 D社 同業他社
収益性 売上高総利益率 総利益÷売上高×100 59.587 31.784
売上高営業利益率 営業利益÷売上高×100 14.500 9.838
売上高経常利益率 経常利益÷売上高×100 15.957 9.905
売上高販管費率 販売費÷売上高×100 35.632 18.256
売上高当期純利益率 当期純利益÷売上高×100 11.170 6.900
効率性 総資本回転率 売上高÷総資本 1.695 2.271
売上債権回転率 売上高÷売上債権 23.703 21.736
棚卸資産回転率 売上高÷棚卸資産 33.408 22.078
有形固定資産回転率 売上高÷有形固定資産×100 6.124 13.715
安全性 短期 流動比率 流動資産÷流動負債×100 368.821 224.854
当座比率 当座資産÷流動負債×100 331.113 177.977
長期 固定比率 固定資産÷純資産(自己資本)×100 128.336 186.079
固定長期適合率 固定資産/(純資産(自己資本)+固定負債) 53.103 56.011
資本構造 負債比率 負債÷自己資本 100.345 92.704
自己資本比率 自己資本(純資産)÷総資本×100 49.914 51.688
総合 ROA(総資本事業利益率) 事業利益÷総資本 24.577 22.341
ROE(自己資本当期純利益率) 当期純利益÷自己資本×100 37.932 30.317

 以上から、D社は、収益性と効率性は、他社と比較するといいと判断することができます。効率性は、棚卸資産回転率が他の効率性と比較すると、ひとつ頭がでているので、指標として、棚卸資産を用いることができそうです。しかし、収益性は全般によく、どれがいいといいにくい状況です。この場合、与件文から、海外展開したいとか今後いろいろな事業を広げたいという希望があるので、収益性の総合的な力である、売上高当期純利益率を解答としたいと思います。

[解答]

No (a) (b)
売上高当期純利益率 11.17(%)
棚卸資産回転率 33.41(回)
労働生産性 748.60(万円/人)

[各AIの解答]

 AIの解答だけれど、表を画像として提供したため、OCRの品質の問題で、正確な解答を得ることができませんでした。ただ、全般的に、解答は、よい指標は、安全性を押している傾向にあります。理由は、悪い指標として、生産性を挙げているので、生産性が悪いという経営判断から収益性、効率性がいいという判断を解答に選ぶのは難しいというのです。
 確かにそうですね・・・。今後はそんな観点も抑えたうえで解答していきたいと思います。

[あとがき]

 明日は、設問2に進みます。ちょっと、20日までにやるのは難しい状況ですね?できるだけ、一日の作業を時間内に解答し、進捗を進めたいと思います。

 では、また!

コメント