令和2年 中小企業診断士 2次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1 解答2 [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは
 EVE2です。

 本日は、高市政権の政策が失敗した場合のシナリオを考察していきます。できれば、成功して欲しいとは思っていますが、最悪なシナリオはどうなっているのかCopilotに分析をしてもらいました。
 最悪なシナリオは、名目GDPは縮小し、実質賃金は10年マイナス、スタグフレーションに陥り、財政のリスクが顕在化します。
 できれば、こんな事態になってほしくはありませんが、日本は社会的に規制が多く流動性がありません。それは、利益団体、既得権益の力が強いためで、成長投資ではなく、財政出動というバラマキになる可能性が非常に高いそうです。やはり、順番をよく考えたうえで、政策を実行したほうがよさそうです。
 なんか、自民党に失望しそうな結果になりましたが、野党も信じられません。野党も今までいろいろと言っていますが、そのマニュフェストが実現された記憶がありません。今年、国民民主党の政策が実現されそうでしたが、今回の解散でその実現は遠のきました。自民党が国民民主党の足を引っ張ったという見方もできますが、議会の半数以上の議席を取らないとマニュフェストの実現は難しそうです。

指標 現状イメージ 政策失敗後のイメージ(10年後・最悪シナリオ)
名目GDP 600〜650兆円 500〜580兆円(低成長+円安で実質はさらに悪化)
一人あたり名目GDP 480〜520万円 430〜500万円(人口減+賃金停滞で低下)
実質成長率 0〜1%台 ▲0.5〜0.0%(ゼロ成長〜マイナス成長)
失業率 2.5〜3% 4〜6%(非正規増・企業倒産増)
物価(CPI) 2〜3%(コストプッシュ型) 3〜5%(スタグフレーション)
名目賃金(平均給与) 約 500〜560万円 520〜580万円(名目は微増だが物価に負ける)
実質賃金 マイナス〜横ばい 10年累計で▲5〜▲10%の実質低下
財政 国債残高は増加、成長は低い 国債残高さらに膨張、金利上昇リスク、格下げ懸念

 では、本日は、中小企業診断士 2次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1を解答していきます。

[中小企業診断士 2次試験 事例Ⅳ 第1問 設問1 解答]

 今まで、きちんと解答するといいながら、制限事項の内容をあまり気にしていませんでした。それは、プロセスの理解に中心をおいていたためなのですが、今回から、きちんと制限事項を見ながら解答していきます。
 昨日以下の表から解答を求めようとしました。

指標 計算式 当社 他社
収益性 売上高総利益率 総利益÷売上高×100 26.39 16.32
売上高営業利益率 営業利益÷売上高×100 2.15 3.95
売上高経常利益率 経常利益÷売上高×100 0.16 0.45
売上高販管費率 販売費÷売上高×100 24.24 12.37
売上高当期純利益率 当期純利益÷売上高×100 0.77 2.48
効率性 総資本回転率 売上高÷総資本 1.18 0.99
売上債権回転率 売上高÷売上債権 126.53 28.66
棚卸資産回転率 売上高÷棚卸資産 3.91 2.99
有形固定資産回転率 売上高÷有形固定資産 5.3 13.6
安全性 短期 流動比率 流動資産÷流動負債×100 110.64 290.36
当座比率 当座資産÷流動負債×100 28.74 127.6
長期 固定比率 固定資産÷純資産(自己資本)×100 161.84 16.92
固定長期適合率 固定資産/(純資産(自己資本)+固定負債)×100 78.16 16.12
資本構造 負債比率 負債÷自己資本×100 532.24 51.23
自己資本比率 自己資本(純資産)÷総資本×100 15.82 66.12

 制限事項は、以下の通りです。

    D社および同業他社の当期の財務諸表を用いて比率分析を行う
  • 同業他社と比較
  • 取りあげ条件
  • ①優れていると思われるものを1つ
  • ②劣っていると思われるものを2つ
  • 記述条件
  • 名称を(a)欄
  • 計算した値を(b)欄
  •  → 最も適切と思われる単位をカッコ内に明記
     → 小数点第3位を四捨五入した数値

 以上の表と、制限事項から以下のように解答します。

(a) (b)
売上債権回転率 126.53(%)
売上高販管費率 24.24(%)
固定長期適合率 78.16(%)

 表を作った当初、よい点が2つで、悪い点1つかなって思いましたが、問題は、よい点が1つで、悪い点を2つとなっています。
 良い点は、一目で、売上債権回転率だと分かるのですが、悪い点はどれにしようか悩みました。この企業、基本的に安全性の長期と資本構造が他社と比較すると悪くなっています。しかしその指標は安全性の指標であり、安全性から2つとも選ぶのに躊躇しました。熟考の結果、安全性で最悪な固定長期適合率と収益性で一番悪い、売上高販管費率を選びました。

[あとがき]

 政策には順番があるということを、本日痛感しましたが、規制を改革する以前にやることがありました。
 以前、コンサルタントの森岡毅さんの「問題が山積している場合、その山積している問題の多くを解決できる重心となる問題がある」という言葉を紹介しました。確かにそうだと思い紹介しましたが、日本は、それをまず解決することが重要なのかもしれません。
 では、また!

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