中小企業診断士試験 令和5年事例Ⅲ ~解答~ [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは!
 ナビゲーターのEVE2です。

 5時起き生活10日を過ぎてやっと、少しずつ慣れてきたような気がします。昼間の活動時間中では、やはり眠いのですが、仮眠の時間が、だんだんと減ってきました。ただ、一度寝ると起きてから体が重い。10分程度しか寝ないのですが、6時起き生活ではなかったことです。1時間違うだけで、こんなに違うのでしょうか?現在、5:00~8:00を中小企業診断士試験一次対策用時間としているので、少しでも勉強する時間を確保できるように、早く起きたいと思います。やはり、寝る時間を早くし、睡眠時間を確保するのが先決なのでしょう?  では、本日は、事例Ⅲの解答していきます。

 では、早速見ていきましょう!


[令和5年 事例Ⅲ 第1問]

第1問(配点10点)  C社の生産面の強みを2つ40字以内で述べよ。
《解答》
1)経営者は高級ホテルの料理人を経験し、質の高い料理、サービスを提供できる資質がある
2)材料の調達や在庫管理の簡素化により他社と比較しコスト競争力がある。


Xスーパーとの提携のことも含めるかどうか悩みましたが、提案の段階なので、強みとまでは言えないと判断し、今までの実績に基づき類推できる範囲で解答を作成しました。


[令和5年 事例Ⅲ 第2問]

第2問(配点20点)
 C社の製造部では、コロナ禍で受注量が減少した2020年以降の工場稼働の低下による出勤日数調整の影響で、高齢のパート従業員も退職し、最近の増加する受注量の対応に苦慮している。生産面でどのような対応策が必要なのか、100字以内で述べよ。
《解答》
受注量が最も多い総菜の製造工程は手作業で進められ、発注はパートリーダーの経験に頼っている発注作業、在庫管理は入出庫記録がないなどの部分をシステム化することにより余裕のある生産体制を作る対応策が必要


生産面では、問題となりそうな部分が多々あったので、その問題点を解決することにより、作業者の負担を軽くすることを狙いました。


[令和5年 事例Ⅲ 第3問]

第3問(配点20点)
 C社では、最近の材料価格高騰の影響が大きく、付加価値が高い製品を販売しているものの、収益性の低下が生じている。どのような対応策が必要なのか、120字以内で述べよ。
《解答》
客のすそ野を増やすことによる大量仕入れによる仕入れ価格の低減、そしてシステムを導入することにより作業効率を上げ、無駄、無理、ムラを減らすのと同時に、冗長的な作業を減らし効率化することにより、原価を下げることにより収益性を向上させる。


この問題難しいですよね?まず、材料の価格が高騰しているとは与件文のどこにも書いていないところに、いきなり問題に材料の価格高騰が出てきています。加えて、強みで、コスト面の強みがあるといっているのに、付加価値が高い製品を販売しているという与件文にはないことが問題に書かれています。この問題に再度触れる前は、高い製品の販売企画をX社に対してしているという認識だけでした。


[令和5年 事例Ⅲ 第4問]

第4問(配点20点)
 C社社長は受注量が低迷した数年前から、既存の販売先との関係を一層密接にするとともに、他のホテルや旅館への販路拡大を図るため、自社企画製品の製造販売を実現したいと思っていた。また、食品スーパーX社との新規事業でも総菜の商品企画が必要となっている。創業から受託品の製造に特化してきたC社は、どのように製品の企画開発を進めるべきなのか、120字以内で述べよ。
《解答》
 プライスラインを考慮した季節性があり特色ある地元食材を使った和食や洋食のメニューを開発し、そのメニューを新規ホテルや温泉リゾートへ多品種少量生産し、多数の顧客に売り込むのと同時に、スーパーXでお弁当という形で製品化し販売する。


これもまた難しい。新規ビジネスは、スーパーXについてしか書いていないのに、それ以外のビジネスを考えなくてはいけません。C社は従来、販売先料理長依頼のみの製造しかしていない状態だったのが、この段階では、自社で開発し販売するというステータスになっているというその違いについて意識した。


[令和5年 事例Ⅲ 第4問]

 第5問(配点30点)
 食品スーパーX社と共同で行っている総菜製品の新規事業について、C社社長は現在の生産能力では対応が難しいと考えており、工場敷地内に工場を増築し、専用生産設備を導入し、新規採用者を中心とした生産体制の構築を目指そうとしている。このC社社長の構想について、その妥当性とその理由、またその際の留意点をどのように助言するか、140字以内で述べよ。
《解答》
システム化されていない部分が多くその部分を自動化するとともにインバウンド客の増加により旅館等の稼働率が高くなるのと同時に従来は既存の顧客のみをターゲットしてきたが今後は新規顧客を新規ビジネスで伸ばそうとしている現状を踏まえ設備投資は妥当である。但し精緻な需要予測は求められる。


新工場の増設の妥当性なので、問題点の解消と同時に、今後の受注増を見込み書かせていただきました。そして、留意点としては、需要予測をすることにより、リスクをヘッジしようとしています。


[令和5年 事例Ⅲ 第4問]

 事例Ⅲ難しいですね???今回は、食品製造と言うことで、運営管理の問題と言ってもなんとなく想像できる範囲内の問題だったのですが、何もないところから書かなければならないといった感覚をもっています。もしかしたら、読む人が読めばそう感じないのかもしれませんが、まだまだ修行が足りないのかもしれません。まっ、これから、プロに近づけて行きたいと思います。

 では、また!

コメント