こんにちは!
EVE2です。
私の解答と、各AIの解答を比較するとほぼ同じとなっています。ただし、高品質や差別化など強みを語る上でよく使用する用語を使用した方が高得点だと助言がありました。あとAIが、具体性に欠けると言っていろいろ指摘してくれているのですが、字数でそこまで書くことができないので、却下です。
キャリアパスは、企業経営理論のパスゴール理論を考慮した解答が書けそうです。そして、Copilotの技術習得は、ここの経営者が見て学べと言った職人肌の人なので、そういう部分の改善として上げているのだと思います。パスゴール理論については、文字数が許せば適用可能ですが、技術研修は字数が増えても書くことはないと思います。理由は、社員の定着しない最大の理由が、天候に左右される不規則な生活にあると文面から感じるからです。そういう観点で考えると、その問題を解決することがここで書くべき事だと考えます。
指摘事項としては、「提案型で仕事」「他の事業」とは何を指していると言った意見がありました。この部分には各AI同じ指摘をしています。
なお、各AIから「標準化と効率化」という部分が不明確と言った意見と、言い回しの部分で指摘がありました。
但し、親切心から、事業部として軌道にのったところから順次移管すると言ったニアンスで文面をまとめたのですが、軌道に乗ると言った部分は不要なようです。ただ、円滑に移管したいなら、軌道にのったところから移管した方がいいような気がするのですが・・・。この点については、複数の問題を解答し、方向性を決めたいと思います。
EVE2です。
本日は、中小企業診断士試験 経済学・経営政策 統計問題の日ですが、予定を変更し、令和4年 中小企業診断士 2次試験 事例Ⅰの復習をしたいと思います。では、早速1問目からみていきましょう!
[令和4年 事例Ⅰ 問題1]
第1問(配点20 点)
A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みと弱みを100 字以内で分析せよ。
強みと弱みについて聞かれています。強みと弱みなので、自社に内在したプラスやマイナスのパワーを指します。ここで機会は脅威について記述しても点数をもらえないかもしれません。A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みと弱みを100 字以内で分析せよ。
《私の解答》
強みは有機農法を取り入れた農作物や農産物を原材料として使った洋菓子などが贈答品として地元の百貨店で販売。弱みは作業がマニュアル化されていないため均一な品質を保つことができない。従業員の定着率が悪い。
強みは有機農法を取り入れた農作物や農産物を原材料として使った洋菓子などが贈答品として地元の百貨店で販売。弱みは作業がマニュアル化されていないため均一な品質を保つことができない。従業員の定着率が悪い。
《ChatGPTの解答》
強み:有機農法を使用した洋菓子が地元百貨店で販売され、品質が高い。弱み:作業がマニュアル化されておらず、品質の均一化と従業員定着率に課題がある。
強み:有機農法を使用した洋菓子が地元百貨店で販売され、品質が高い。弱み:作業がマニュアル化されておらず、品質の均一化と従業員定着率に課題がある。
《Geminiの解答》
強みは有機JAS認証等による高品質と、洋菓子等高付加価値商品展開。弱みは、職人気質による作業の標準化不足と、役割分担不明確さによる従業員の定着率の悪さ。
強みは有機JAS認証等による高品質と、洋菓子等高付加価値商品展開。弱みは、職人気質による作業の標準化不足と、役割分担不明確さによる従業員の定着率の悪さ。
《Copilotの解答》
強みは、高品質な苺や有機農法の野菜、贈答品として地元百貨店で人気の洋菓子。弱みは作業マニュアル不足による品質の不均一と従業員定着率の低さ。
強みは、高品質な苺や有機農法の野菜、贈答品として地元百貨店で人気の洋菓子。弱みは作業マニュアル不足による品質の不均一と従業員定着率の低さ。
私の解答と、各AIの解答を比較するとほぼ同じとなっています。ただし、高品質や差別化など強みを語る上でよく使用する用語を使用した方が高得点だと助言がありました。あとAIが、具体性に欠けると言っていろいろ指摘してくれているのですが、字数でそこまで書くことができないので、却下です。
[令和4年 事例Ⅰ 問題2]
第2問(配点20 点)
A社が新規就農者を獲得し定着させるために必要な施策について、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
ここでは、農業の工場化を進めることにより、天候に左右されない環境を作り、社員の定着をどうするのかと言った観点で記述しています。なお、ここで、ファクトリー化という用語を利用していますが、すべてのAIからファクトリー化という用語は不適切だという指摘がありました。用語としては、施設園芸という言葉が適切なようです。 私の解答と見る視点が違うのは、Geminiのキャリアパス、Copilotの研修での技術習得と言った意見です。A社が新規就農者を獲得し定着させるために必要な施策について、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
《私の解答》
ビニールハウスなどの室内で作れる体制を作り、農業のファクトリー化を進め、天候に左右されない環境を作る。加えて、直販事業でイベント等を行うことにより、地元住民との交流を図り、従業員の定着率を上げる。
ビニールハウスなどの室内で作れる体制を作り、農業のファクトリー化を進め、天候に左右されない環境を作る。加えて、直販事業でイベント等を行うことにより、地元住民との交流を図り、従業員の定着率を上げる。
《ChatGPTの解答》
ビニールハウスでの栽培により天候の影響を排除し、直販イベントで地域との関係を強化。従業員定着率の向上を図る。
ビニールハウスでの栽培により天候の影響を排除し、直販イベントで地域との関係を強化。従業員定着率の向上を図る。
《Geminiの解答》
ICTを活用した作業効率化と、スキルアップ研修制度を導入し、魅力的な労働環境を整備。また、キャリアパスを提示し、独立支援制度を設けることで定着率向上を図る。
ICTを活用した作業効率化と、スキルアップ研修制度を導入し、魅力的な労働環境を整備。また、キャリアパスを提示し、独立支援制度を設けることで定着率向上を図る。
《Copilotの解答》
定住を支援する住宅手当や地域交流イベントを導入し、地域社会への溶け込みを促進。さらに、定期的な研修で未経験者に技術を習得させ、働きやすい環境を整備。
定住を支援する住宅手当や地域交流イベントを導入し、地域社会への溶け込みを促進。さらに、定期的な研修で未経験者に技術を習得させ、働きやすい環境を整備。
キャリアパスは、企業経営理論のパスゴール理論を考慮した解答が書けそうです。そして、Copilotの技術習得は、ここの経営者が見て学べと言った職人肌の人なので、そういう部分の改善として上げているのだと思います。パスゴール理論については、文字数が許せば適用可能ですが、技術研修は字数が増えても書くことはないと思います。理由は、社員の定着しない最大の理由が、天候に左右される不規則な生活にあると文面から感じるからです。そういう観点で考えると、その問題を解決することがここで書くべき事だと考えます。
[令和4年 事例Ⅰ 問題3]
第3問(配点20 点)
A社は大手中食業者とどのような取引関係を築いていくべきか、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
ここでは、5フォース理論と資源依存パースペクティブで学んだことを中心に書いています。他のAIもほぼ方向性は同じようです。A社は大手中食業者とどのような取引関係を築いていくべきか、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
《私の解答》
大手中食業者の要求にこたえるだけでなく、提案型で仕事を受注し大手中食業者と対等の関係を築く。加えて、収入の面でも他の事業にも力を入れ、大手中食業者からの収益の比率を下げ、依存しない体制を作る。
大手中食業者の要求にこたえるだけでなく、提案型で仕事を受注し大手中食業者と対等の関係を築く。加えて、収入の面でも他の事業にも力を入れ、大手中食業者からの収益の比率を下げ、依存しない体制を作る。
《ChatGPTの解答》
提案型営業で大手中食業者と対等な関係を築き、収益の多角化を図ることで、依存度を減らし経営基盤を強化する。
提案型営業で大手中食業者と対等な関係を築き、収益の多角化を図ることで、依存度を減らし経営基盤を強化する。
《Geminiの解答》
大手中食業者との関係を維持しつつ、自社ECサイト開設やレストラン等への販路拡大で依存度を低減。また、提案型取引を強化し、対等な関係を構築する。
大手中食業者との関係を維持しつつ、自社ECサイト開設やレストラン等への販路拡大で依存度を低減。また、提案型取引を強化し、対等な関係を構築する。
《Copilotの解答》
大手中食業者の要求に応えつつ提案型取引を通じて信頼を構築。他事業を強化し収益源を多様化、依存度を下げ安定した取引関係を築く。
大手中食業者の要求に応えつつ提案型取引を通じて信頼を構築。他事業を強化し収益源を多様化、依存度を下げ安定した取引関係を築く。
指摘事項としては、「提案型で仕事」「他の事業」とは何を指していると言った意見がありました。この部分には各AI同じ指摘をしています。
[令和4年 事例Ⅰ 問題4]
第4問(配点40 点)
A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問1)
A社は今後の事業展開にあたり、どのような組織構造を構築すべきか、中小企業診断士として50 字以内で助言せよ。
組織構造というキーワードがあったので、ここでは、機能別組織、事業部制組織、カンパニー制、マトリクス組織などをA社に当てはめ、事業部制組織が最適だと考え、事業部制組織を中心に解答をまとめています。ChatGPT以外は同様の意見す。ChatGPTは読み方によっては、機能別組織のように取ることができますが、直営店などが既にあるため、機能ではなく、事業部の方がふさわしいと思います。A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問1)
A社は今後の事業展開にあたり、どのような組織構造を構築すべきか、中小企業診断士として50 字以内で助言せよ。
《私の解答》
複雑な経営を明確にし各業務を事業部として組織化し仕事を標準化するのと同時に社員の役割を明確にする。
複雑な経営を明確にし各業務を事業部として組織化し仕事を標準化するのと同時に社員の役割を明確にする。
《ChatGPTの解答》
業務を標準化し、組織化して役割分担を明確にし、効率を高める。
業務を標準化し、組織化して役割分担を明確にし、効率を高める。
《Geminiの解答》
事業部制を導入し、各事業部の責任と権限を明確化する。
事業部制を導入し、各事業部の責任と権限を明確化する。
《Copilotの解答》
業務を事業部制に再編し、マニュアル化や役割明確化を進め、標準化と効率化を図る。
業務を事業部制に再編し、マニュアル化や役割明確化を進め、標準化と効率化を図る。
なお、各AIから「標準化と効率化」という部分が不明確と言った意見と、言い回しの部分で指摘がありました。
[令和4年 事例Ⅰ 問題4]
第4問(配点40 点)
A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問2)
現経営者は、今後5 年程度の期間で、後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。その際、どのように権限委譲や人員配置を行っていくべきか、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
今まで複数の問題を解答していますが、組織改編や、権限委譲など、組織にとって重要なことは段階的なプロセスを踏んで行った方が実際にイイですし、試験の解答としても点数が高いようです。そこで、ここでも、その考え方を用いて書いています。各AIとも方向性は同じようです。A社の今後の戦略展開にあたって、以下の設問に答えよ。
(設問2)
現経営者は、今後5 年程度の期間で、後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。その際、どのように権限委譲や人員配置を行っていくべきか、中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。
《私の解答》
当初は、直販事業を責任者として担当してもらい、他の事業部は組織として順調に運営できた所から段階的に後継者に委譲し、現経営者は、後継者の補佐的な役職につき、後継者をサポートする体制を作る。
当初は、直販事業を責任者として担当してもらい、他の事業部は組織として順調に運営できた所から段階的に後継者に委譲し、現経営者は、後継者の補佐的な役職につき、後継者をサポートする体制を作る。
《ChatGPTの解答》
直販事業を後継者に任せ、順次他事業を委譲。現経営者は後継者をサポートし、円滑な引継ぎを実現する。
直販事業を後継者に任せ、順次他事業を委譲。現経営者は後継者をサポートし、円滑な引継ぎを実現する。
《Geminiの解答》
後継者に直販事業の責任者として権限委譲し、段階的に他の事業も委譲。現経営者は補佐役としてサポートし、5年を目途に経営全般を移譲する。
後継者に直販事業の責任者として権限委譲し、段階的に他の事業も委譲。現経営者は補佐役としてサポートし、5年を目途に経営全般を移譲する。
《Copilotの解答》
段階的に直販事業や加工部門を後継者に権限委譲し、現経営者は補佐役として後継者をサポート。研修計画を整え、長期的な経営能力を育成する。
段階的に直販事業や加工部門を後継者に権限委譲し、現経営者は補佐役として後継者をサポート。研修計画を整え、長期的な経営能力を育成する。
但し、親切心から、事業部として軌道にのったところから順次移管すると言ったニアンスで文面をまとめたのですが、軌道に乗ると言った部分は不要なようです。ただ、円滑に移管したいなら、軌道にのったところから移管した方がいいような気がするのですが・・・。この点については、複数の問題を解答し、方向性を決めたいと思います。
[あとがき]
令和4年の事例ⅠはあまりAIと意見の相違はありませんでした。この状態で高得点だと、本番でも行けそうな気がします。
では、また!
コメント
コメントを投稿