令和7年 中小企業診断士試験を終えて~前半~ [中小企業診断士試験]

 お久しぶりです。!
 EVE2です。

 2025年8月2、3日に予定通り中小企業診断士試験を受験してきました。結果を先に言いますと、かなり厳しい状況です。ある程度納得いく勉強をしたので、非常に残念な結果となりました。
 1年目は、Studyingで勉強をしたのですが、知識不足もいい所で、問題の内容がほぼ理解できず、基礎講座、実践フォローアップ、そして過去問セレクトをなんとかこなしたぐらいで、全く準備ができていない状態で受験をしました。その時の気分としては、まっ、来年の本試験の模擬試験みたいなものって、感じで受験をしています。模擬と思って受験した割には、経営法務が合格したのは、思わぬ収穫でした。
 2年目は、途中からAIが利用できることを知り、利用しています。問題の理解が進んだのは、その辺からだったと思います。その時点から、基礎講座、実践フォローアップを当然にして、過去問セレクトに十分時間をかけ、その問題自体は理解できたという認識で終えることができました。
 Studyingには、AIスコアっていうのがあって、もうその時点で、合格点である、420点を優に超え、気分的には合格するしかないってっていう認識でした。しかし、その後に過去5年の過去問を受験して愕然とします。もう合格できるレベルにあると思ったのですが、過去問を解いてみて分かったのですが、解けることができる問題は僅かで、過去5年の問題を解く力はなかったのです。そこから慌てて、勉強に専念し、受験に備えたのですが、間に合わなかったと言う状況でした。ただ、その年も、運営管理のみ合格しました。過去問を受けて一番点数が低かったのが運営管理だったので、それは非常にラッキーでした。

 そんな、過去1、2年を受験しての3年目でしたが、落ちた理由を分析しました。理由は、上っ面の知識しか身につけておらず、深いレベルまで理解できていないという結論に至っています。深いレベルと言っても、いろいろあるので難しいのですが、少なくても現在よりも深いレベルの勉強をすることにしています。その目的を達成する勉強方法として、1問、1問を解答する度に、どうして間違っているのか、どうして合っているのかという理由を問題に書き込むようにしました。その勉強方法により、かなり理解も進み合格に近づいたような気がします。ただ・・・。失敗しましたね・・・。

 その理由を、今日、明日で分析をしていきたいと思います。

[経済学・経営政策]

 初日の最初の科目は、経済学・経営政策です。経済学・経営政策は、学生時代に勉強して以来です。その時の知識は当然のように失われ、多分残っていても全く歯が立たない、かなりレベルの高い試験となっています。ただ、直前対策として、経済学・経営政策と財務・会計を中心に勉強してきたので、今年はかなり心理的に余裕がありました。
 そして、実際に受験してみて、統計問題はさておき、知らない問題の方が少ないという感じでした。しかし、知っていてもよく考えないと正しい解答を導き出すことができず、かなり時間がかかったのだと思います。そのことに気づいたのは、残り5分ですという監督官の声を聞いたときでした。
 去年まで、残り10分前だったのですが、今年から残り5分でアナウンスするようになったようです。その時点で、残り6問残っており、冷や汗です。そこから、マークシートに適当にチェックを入れ、熟考して解答ができたのは、2問だったと思います。残り4問は、勘というか当てずっぽうです。しかも見直してみたら、統計問題の最初、間違って選択したのに気づくし、受験前の楽観ムードがいっきに吹っ飛びました。
 例年は、明らかに知らない問題が複数あり、その問題を飛ばして、できる問題を解いていたので、最後まで解答できていたのですが、今年は問題のほとんどを理解できたというところで、こんな自体になったようです。時間の配分ミスです。

[財務・会計]

 そして、2つめの科目は、財務・会計です。経済学・経営政策の反省を受けて、分かる問題を手短にどんどんといていこうと考えました。
 そして、問題を解き始めたのですが、財務・会計も、理解できる問題が多くありました。ただ、財務・会計って計算問題が比較的多いのですよね・・・。経済学・経営政策の経験を踏まえてあせっているところで、計算がどうも合わない。何かが違うのだろうが、それがなんだか分からない。すべての問題を解こうとした場合、2分チョットで解答しなくてはいけないのだが、どんどん時間ばかり迫ってくるという状況で、パニックです。
 ただ、分かる問題もあるだろうということで、問題の最後を目指したのですが、その結果は、かなり厳しいとしか言えない状況でした。

 このとき私の、令和7年の中小企業診断士試験が終わりました。

[あとがき]

 今年受験してみて、1問1問じっくりと、なんで間違っているのか、なんで合っているのか理解した上で解答するというスタイルで勉強した結果、時間配分の調整がうまくできなくなっていたようです。しかも、例年と違い、ほぼ全ての問題があるレベルで理解できているというのが前年と違う点です。そのため、どうしても、前年と比較すると1問にかける時間が増えてしまったようです。受験前に、そんなところまで考えていませんでした。このとき、直前模試の重要性を実感しています。

 模試を受験しようかなっとは思ったのですが、過去2回も本番という模試を受けているので、問題ないなって考えてしまっていました。
 今から考えると残念で仕方がありません。

 では、続きは明日!!!

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