令和5年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第3問 設問1 分析2 [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは
 EVE2です。

 本日、中小企業診断士試験の結果発表でした。それについては、Xをみて気づいたのですが、予想通り、経営情報システム目合格していましたが、その点数を見て驚きました。
 理由は、いい点数ととれていると思っていた、経営情報システムなのですが、想定外に合格点ぎりぎり・・・。あれ~って、当日使用した問題用紙を引っ張り出して、多分これにマルしただろうと思われるところを採点したところ、採点通りでした。当日かなり合っていると思っていたのに、驚きです。試験に弱いとは以前から思っていましたが、ここまでとは・・・。当日は時間の制限もありますしね・・・。
 それ以外としては、財務会計は、40点いかないと思っていましたが、40点には到達していました。計算してあれだけ合わなかったのに、よく40点とれたといった感じです。計算をもっと正確に、早くできれば、多分合格できたんでしょうね?知らない問題そんなにありませんでしたから・・・。
 一番驚きなのは、経済学・経営政策・・・。正直って、見たことがある問題ばかりで、できなかった印象はなかったのですが、これが、今回の最低点でした・・・。これから、分析するのですが、なんででしょうか?私的にはよくある話ですが、ちょっと、ショックです・・・。
 なお、経営情報システム以外に、中小企業経営政策が科目合格していました。一番苦労していた科目で勉強不足が否めかったのですが・・・。わからんものです・・・。
 それと、今まで、試験は苦手だと思っていましたが、今回の試験で今更ですが、試験のコツがわかったような気がします。気のせいかもしれんけれど(笑)。

   知ったかぶりしないで、あらゆる科目で、精進し、プロフェッショナルを目指します。
 では、昨日の続きをしていきましょう!

[昨日のおさらい]

 昨日は、解答のプロセスの単語の意味を正確に理解するという部分まで実施しました。そこで、次の該当の数値を抽出するという所に入ろうとしたのですが、手が止まりました。

  1. 問題の制限事項の特定
  2. 論点の特定
  3. 単語を抜き出す
  4. 単語の意味を正確に理解する
  5. 該当数値の抽出
  6. 手法の特徴を理解→メリット、デメリットを理解する
  7. 与件文と問題から妥当性を評価する(与件文とリンクし解答)
  8. 望ましい処理の案出
  9. 解答の型を知り、型どおりに解答を記述する → 計算は早く正確に!

 問題は以下の通りなのですが、正味現在価値とは以下の文章から、いつの正味現在価値なのか分かりません。

(設問1 )
 年間販売量が(1)10,000個の場合と、(2)5,000個の場合の正味現在価値を求めよ。(1)については、計算過程も示すこと。そのうえで、(3)当該設備投資の正味現在価値の期待値を計算し、投資の可否について、カッコ内の「ある」か「ない」に〇を付して答えよ。

 なんで、迷うのか・・・。それは、私が正味現在価値というと以下の式を思い出してしまうからです。

正味現在価値 = 将来のキャッシュフロー / (1 + 資本コスト)^年数

 ただ昨日のAIとの対話を通してそれは間違いだと知り、正味現在価値と言えば、以下の式だと認識を改めました。

正味現在価値 = Σ(n年のキャッシュフロー / (1 + 資本コスト)^n年)-初期投資額

 と言う新たな認識に基づき再考すると、この問題は、投資期間5年間にわたる正味現在価値を求めるということになります。その認識が正しいかどうか各AIに聞いてみました。

[ChatGPT]
問題文に耐用年数や「5年」と明記されていれば、通年(その全期間、たとえば5年)でNPVを計算する。明記がない場合は「設備の経済的耐用年数(問題文の指示)を使う」。初年度だけでNPVを求めるのは誤りです。
[Gemini]
ご提示の問題文から類推すると、以下のようになります。「通年5年解答」する可能性が極めて高いです。「初年度だけ」の計算では、NPV法の意味をなさないからです。NPV法は、投資期間全体の経済性を評価するものです。したがって、あなたは年間販売量10,000個の場合と、5,000個の場合、それぞれについて、投資期間全体のキャッシュフローを計算し、NPVを求める必要があります。
[Gemini]
NPVは初年度だけではなく、プロジェクトの全期間(設問で与えられた耐用年数・想定期間)で計算します。期間が5年と明示なら5年を用い、明示がなければ与件の減価償却年数・契約期間・運転資本回収時点などから読み取ります。読み取れない場合は確認が必要です。

 以上から、投資期間中の正味現在価値を求めれば正解をもらえそうです。

[あとがき]

 っということで、明日、各AIから教えてもらった、正味現在価値の求め方で、プロジェクト対象期間5年分について、(1)10,000個の場合と、(2)5,000個の場合をそれぞれ求めたいます。
 試験中いつも不安なのが、自分が解答しようとしている内容が、出題者が求めるモノとなっているかどうかです。その対策として、以上の思考プロセスで解答することにより、弱点を克服できるかもしれません。なお、解答のフローですが、本日の考察を踏まえて、「単語の意味を正確に理解する」と「該当の数値を抽出する」の間に、問題の意味を正確に理解するというプロセスを加えたます。

  1. 問題の制限事項の特定
  2. 論点の特定
  3. 単語を抜き出す
  4. 単語の意味を正確に理解する
  5. 問題の意味を正確に理解する
  6. 該当数値の抽出
  7. 手法の特徴を理解→メリット、デメリットを理解する
  8. 与件文と問題から妥当性を評価する(与件文とリンクし解答)
  9. 望ましい処理の案出
  10. 解答の型を知り、型どおりに解答を記述する → 計算は早く正確に!

 では、また!!!

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