令和5年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第4問 設問2 [中小企業診断士2次試験]

 こんにちは
 EVE2です。

 秋かなって思ったら、まだ朝方だけみたいですね・・・。ブログを更新している現在暑いなって感じています。まっ、寒いのよりはいいだけれど、できれば暦通り季節が変わっていって欲しい・・。誰に頼んだらいいのですかね?
 では、本日は、令和5年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第4問 設問2、令和5年の最終問題です。長かった・・・。

[問題]

 まずは、問題からみていきましょう。

(設問2 )  D社が新たな製品分野として男性向けアンチエイジング製品を開発し販売することは、財務的にどのような利点があるかについて50字以内で述べよ。

[考察]

 本日も以下のフローで考えていきます。

  1. 問題の制限事項の特定
  2. 記憶があいまいな単語を抜き出す
  3. 単語の意味を正確に理解する
  4. 問題の意味を正確に理解する
  5. 解答の型を知り、型にのっとり以下の作業を進める
  6. Ⅰ論点の特定
    Ⅱ該当数値の抽出
    Ⅲ手法の特徴を理解→メリット、デメリットを理解する
    Ⅴ望ましい処理の案出
    Ⅵ論点を解答として記述する
    Ⅳ与件文と問題から妥当性を評価する(与件文とリンクし解答)
    OEM生産の財務的なメリットを解答する

[問題の制限事項の特定]

 では、早速、問題の制限事項の抽出をしていきましょう!

新たな製品分野を開発・販売
→男性向けアンチエイジング製品
財務的にどのような利点があるか?
50字以内

[記憶があいまいな単語を抜き出す・単語の意味を正確に理解する]

 あいまいというわけではないのだけれど、あらためて、アンチエイジングという言葉を、ChatGPTに聞いてみました。

【アンチエイジング】
アンチエイジングとは、直訳すると 「抗加齢」 を意味し、加齢にともなう身体的・精神的な衰えをできるだけ遅らせ、健康で若々しい状態を保とうとする考え方や取り組みを指します。

[問題の意味を正確に理解する]

 以上から、何を解答したらいいのか悩みます。しかも財務的な側面ってどういうこと???ただ、直訳的に理解すると以下の様になります。

 財務的な視点から、D社が男性向けアンチエイジング製品を開発・販売することは財務的にどのような利点があるか?

 問題そのままですね・・・。強いて財務的ではなく、企業経営理論的に視点で言うと、景気の好不況において、セグメントが違う分野が複数あった方が、財務的に安定するということはあります。各AIは、全く手がけていない分野に中小企業が進出する財務的メリットについて、以下の点があると回答しています。

  • 売上の成長機会
  • 収益構造の安定化(リスク分散)
  • 資金調達の有利化
  • 経営資源の有効活用
  • 技術やノウハウの活用とシナジー効果
  • 成長市場へのアクセス
  • 資産の有効活用
  • 補助金・助成金の活用
  • 企業価値の向上

財務的なメリットの質問に対して、いろいろ解答してくれていますが、ピンとくるのは、赤字の分野ですかね?

[Ⅳ与件文と問題から妥当性を評価する(与件文とリンクし解答)]

 以上から、以下のように解答します。

 新規セグメント分野である男性向けアンチエイジング製品は景気変動から財務を安定させる可能性がある。

[各AIからの評価]

 AIからの解答ですが、以上の解答でも点数はもらえるでしょうが、もっと、以下の点から解答した方がいいと指摘がありました。

  • 市場拡大
  • リスク分散
  • 既存事業との関連性

 私の解答は、抽象的だそうです。できれば、リスク分散とか、市場拡大とか、既存事業との関連性を明確にして記述すれば満点が取れるそうです。

[あとがき]

 2025年8月14日から始めた、令和5年の中小企業診断士事例Ⅳの問題ですが、やっと本日完了しました。かなり時間がかかってしまいました。ただ、この期間に、自分なりの解答方法を見つけ、今後どういう視点で解答していけばいいのか方向性が決まったような気がします。今回は、約30日かかりましたが、再来週からになりますが、令和4年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳに入っていきます。どんどん短い期間で解答することができるようになっていけば、今年中に予定の平成30年~令和5年の問題を解答することができると思います。がんばりませんと・・・。

 では、また!

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