EVE2です。
本日から、本来のバッチ処理以外の開発に戻っています。ただ1カ月もお留守にしていたおかげで、仕様を忘れていました。そこで、まずはどう作ったか再検証からはじめる羽目に・・・・。1時間ぐらいの検証後、画面を80%ぐらい作ったところで、開発を終えています。本格的な開発は明日からになりそうです。
その開発を途中でやめて、ブログを、書き始めました。直近、ブログは、1時間ちょっとぐらいで書こうとしています。いつまでも1.5時間かけて書くというのは、経験曲線効果が全く働いていないと感じたからです。そんな目標を立ててから、実は、そのぐらいでブログを書き上げていたのですが、本日は違いました。予備校の解答を見ながら、何を求めればいいのか考えたのですが、分からない・・・。考え始めて、1時間・・・。やっと、何をしようとしているのか分かりました。ブログを書く時間終わっているって・・・。そんな午前中を経て、午後にブログを書いています。一次で勉強しているから、二次もなんとか歯が立つかと思ったけれど、ゴールははるか先にあるようです。
本当に、こんな試験に合格して中小企業診断士になった人を尊敬します。
そんな中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 第2問 設問2 問題の分析から得た結果を報告します。
[分析結果]
この問題のわかりにくいと思った点は、何を聞かれているのかわからない。「当該取替投資案の採否を現在価値法に従って判定せよ。」って何よって感じです。この問題については、私は、2022年にフルセルフレジを導入した場合と、2023年にセミセルフレジを導入した場合のキャッシュフローを比較し、解答としました。その比較した内容自体が間違っていたのですが・・・?
その私の考え方と違っている、予備校の解答から表を作るところからブログを書き始めています。
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2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | 合計 | ||||||||
| 期首 | 期末 | 期首 | 期末 | 期首 | 期末 | 期首 | 期末 | 期首 | 期末 | 期首 | 期末 | ||||
| 複利現価係数 | 0.943 | 0.890 | 0.840 | 0.792 | 0.747 | 0.705 | |||||||||
| フルセルフレジ | 購入価額 | 21,000 | 21,000 | ||||||||||||
| 減価償却費 | 450 | 450 | 450 | 450 | 450 | 450 | |||||||||
| 売却価格(セミセルフレジ) | 360 | ||||||||||||||
| セルセルフレジ未購入増加FCF | 10,000 | ||||||||||||||
| 人件費 | 1,750 | 1,750 | 1,750 | 1,750 | 1,750 | 1,750 | |||||||||
| 計 | 360 | 2,074 | 9,430 | 1,958 | 1,848 | 1,742 | 1,643 | 1,551 | ▲ 392.600 | ||||||
以上の表は、2022年にフルセルフレジを購入した場合のキャッシュフローについて計算したものです。予備校は以上の内容で解答としています。一部違っていますが・・・。では、以上の表がなんでこんなことになっているのか解説をしていきましょう。
まずは、2022年期首ですが、これは、売却損のタックスシールドです。2022年にフルセルフレジを購入しているので、当然その時に、セミセルフレジを売却しているだろうということで、資産価格からセミセルフレジ売却時額を減じた額に、実効税率0.3を乗じることで、タックスシールドを求めています。設問1では、予備校の解答をそのまま写したので、360万円としていましたが、以上の考え方に基づけば、セミセルフレジを3年しか使用していないので、4年使用した資産価値から売却額を減じた額よりもタックスシールドよりも大きくなります。この点が、予備校と私の解答の大きな違いです。加えて、現時点に売却しているという仮定のもと、複利現価係数を乗じていません。
そして、2022年期末には、フルセルフレジの減価償却費からセミセルフレジを減じた値に実効税率を乗じることにより、減価償却費のタックスシールドとしています。この点は、前回と同じですし、予備校と同じになります。私が間違っていたのは、減価償却費をそのままキャッシュフローとして計上していた2023年以降・・・。2023年以降は、2022年同様に、減価償却費については、2つの投資案を比較する差額投資キャッシュフローを求めることを根拠に、フルセルフレジの減価償却費からセミセルフレジの減価償却費を減じた値を差額として求め、その求めた値に、実行税率を乗じることにより、減価償却費のタックスシールドとしています。
そして、トラップだと思ったのが、セミセルフレジを購入していたら支出として計算していただろう、10,000万円をキャッシュの増額として加算している点です。そして、このセミセルフレジを購入していただろう支出には、実効税率は乗じていません。それは、減損はしておらず、税が発生するモノではないからです。こんなところも配慮し計算をしなくてはいけないようです。
あとは、各年度のキャッシュフローに複利現価係数を乗じて、それを合計したモノから、投資額を引いて解答としています。その結果、フルセルフレジは導入すべきでないという結果になりました。
[各AIからの解答]
各AIからの解答は、バラバラです。Copilotは私の解答を指示してくれていますが、ChatGPT、Geminiは違うといっています。理解できるところで違う点をいうと、セミセルフレジとフルセルフレジを比較しそれを解答にした方が良いと言っています。まっ、確かに最初私もそう考えましたが、予備校の解答が違うから・・・。
ちなみに、予備校の解答は、キャッシュはプラスで、投資すべきと判断しています。
[あとがき]
この問題へのアプローチは、一次の知識だけではたどり着くことはできませんでした。今後ですが、分からないと思ったら、解答を見て分析し、次に活かしたいと思います。
なお、二次の合否ですが、各AIとの対話を通して感じましたが、きちんとした根拠に立脚し、計算が正確なら合格らしい・・・。試験官に聞いた分けではないけれど、だから「ふぞろい」なんて参考書があるんですもんね・・・。私もその考え方を指示し、考え方をきちんと理解し、正しい解を求めることに努めたいと思います。
では、また!
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